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OKINAWA
FUTURE
INNOVATION

沖縄の魅力を世界へ届けるローカル発信

  • harunakawakami
  • 2025年5月20日
  • 読了時間: 6分

「沖縄の魅力を世界へ届けるローカル発信」

 

FMうるま「OKINAWA FUTURE INNOVATION」 2025年5月20日(火)の放送は「沖縄の魅力を世界へ届けるローカル発信」について沖縄の文化発信SNSメディア”Letsgokinawa”運営者 渡口 翔平さんをお招きしてディスカッションしました。

 

 


テーマ:沖縄の文化発信SNSメディア”Letsgokinawa”について

 

MC久高:沖縄の文化発信SNSメディア”Letsgokinawa”はどのような活動をされているんですか?

 

渡口さん「活動の経緯からお話ししますと、もともとイギリスに留学していた経験があり、その時に『沖縄のことが世界でほとんど知られていない』という事実にショックを受けました。当初は沖縄の綺麗な海の写真などを発信していましたが、活動を続ける中で『ハジチ』(沖縄の伝統的な入れ墨)や『三線』といった文化に触れ、その面白さに気づきました。今では、海などの風景だけでなく、例えば『ハジチ』を入れているご高齢の方へのインタビューなどを通した情報発信を行っています。」

 

MC富樫「『ハジチ』ってタトゥーみたいな?」

 

MC久高「タトゥーなんだけど、昔は大きいおばあちゃんとかが結婚した時に入れる入れ墨だったんだよね。色々な模様があってみんなちょっとずつ違うの!」

 

渡口さん「ベーシックな形があって地域によっても違うんです。」

 

MC富樫「それは何のために入れるんですか?」

 

渡口さん「ハジチを入れる目的は諸説ありますが、一つは『さらわれないようにするためのお守り』、もう一つは『結婚の印』だったと言われています。最近では、このハジチの文化が見直され、先祖との繋がりを意識して、タトゥーのような形で入れる若い方も少しずつ出てきています。インスタグラムなどでも話題になっていますね!」


 

テーマ:生演奏「てぃんさぐぬ花」と沖縄の文化

 

MC久高「ご自身が歌っているものも発信されているんですか?」

 

渡口さん「最近は、3~4本ほど出しています。まだ歴が浅いので、もっと練習して発信を増やしていきたいです!そうでないとシージャ*¹に怒られるので(笑)」

 

MC富樫「シージャね、ヒージャー*²じゃないからね(笑)シージャが先輩でヒージャーがヤギですね(笑)沖縄の色々な文化を継承している中で今後どういうことをやっていきたいですか?」

 

渡口さん「まず一つは、動画編集者としてさらにスキルを磨き、発信のクオリティを上げたいです。2つ目が『ウチナーグチの復興』をしたいと思っています。インタビューさせていただいた三線奏者の神谷幸一先生も、市を挙げて学校教育などで取り組むべきだとおっしゃっていました。言葉には先人の知恵や魂が宿っていると感じるので、非常に重要なことだと考えています。」

 

MC富樫「方言って色々あると思うんだけど、沖縄の嬉しくないなって思うところがあって、正しいウチナーグチが失われ、意味の分からない新しい言葉が生まれている現状は少し残念に感じます。『〜さ』や『〜よ』といった言葉も沖縄の文化ですから、ぜひ残していきたいですね!」

 

MC久高「これから発信していきたいものってあったりする?」

 

渡口さん「今ウチナーグチを勉強中なので、言葉を聞けるようになって文字起こしもできるようになりたいです。そして今後は、おばあちゃんのインタビューに字幕を付けて発信するなど、ウチナーグチの教材になるようなコンテンツも作っていきたいと思っています!」



 


テーマ:MRT小川と渡口さん


MC富樫「医療と文化って本当に密接に関わっていると思っています。今は目の前の医療課題の解決に焦点が当てられていますが、根本的なところは文化的な寄り添いだと感じています。そのため何をやればよいのだろうかといつも悩んでいるんです。」

 

渡口さん「沖縄は長寿地域『ブルーゾーン』*³として知られていましたが、今やその地位は過去のものとなり、平均寿命の順位は大きく下がりました。『ブルーゾーン』*³でいるためには人との繋がりで幸せを作っていくことが求められると思います。」

 

MC久高「衝撃的だよね。ちょっと前までは『ブルーゾーン』だったのにね、、。」

 

渡口さん「順位が下がった要因の一つとして、食生活の変化があるのではないかと考えています。」

 

MC久高「そうね。先祖へ備えるものもケンタッキーとかの揚げ物が多くなっているし、はたまたピザをあげているお家もあったりして、、たまにならいいんだけど、そもそもの主食が変わってきているね。」

 

MC富樫「確かに。シーミー*⁴などの集まりの際に、体にいい沖縄の伝統料理を食べながら、『三線で歌ってみんなで踊る』というのが健康へのアプローチとしてはいいかもしれないですね!医療と直接繋げるのは難しいかもしれないけど、健康予防とかにいいかなと思いました。」

 

渡口さん「沖縄の医療を必要としない人たちを増やすのも大事ですね!」

 

インタビュアー小川「先ほど三線のお話がありましたが、沖縄に行って一番驚いたのは、観光地だけでなく日常生活の中に三線の音楽やリズムが溶け込んでいることでした。沖縄の方にとって、音楽が『癒やし』や『勇気づけ』になっていると感じます。医療まではいかないかもしれないですが、そういった繋がりがすごく強いのではないかと思っています。そして今日の演奏を聴いて、まるで自分も沖縄にいるかのような気持ちになりました(笑)」

 

MC富樫「今ダンディ沖縄不足だから(笑)三線の教室とかって何かの兆候に気づけたりするんですよね。例えば認知症の兆候とか、ちょっとふらついているなとか、、。」

 

インタビュアー小川「歌ったり、大きな声を出したり、リズムに合わせることも認知機能が低下していることに気づくことができるきっかけになります。また理解力や記憶力も関係してくると言われているので変に血液検査とかをせずにそういった表情や歌声を聞いて『ちょっと体調が悪いのかな』など健康を見守るという意味で、気づくことができたらいいですよね。」

 

MC富樫「確かに!健康になるために始めて、健康になって、不健康になる時にはその兆候を見つけることができるのはいいことかもしれないですね、しかも仲間がいる!」

 

インタビュアー小川「また、風の音とか自然の波の音と三線のリズムってすごく合うなと思っています。是非これを大事な文化として広げていってほしいです!」

 

MC久高「そもそも三線自体、朝露が『ちょんっ』と落ちた音を楽器で再現しようとしてできたもので、自然にぴったりなんだよ!津堅島の!」

 

MC富樫「そうなんだね!これからは渡口さんと、音楽という視点から健康とか医療に関してなにかお話できたらいいなと思っていますし、是非公民館とか共同売店で何かご一緒できたらいいなと思っています!」

 

MC久高「『耳薬(みみぐすい)』だから!」

 

渡口さん「健康にいいですよ、三線は!ぜひよろしくお願いします!」

 

*¹シージャ

親族語彙。年上。先輩。兄。姉。

出典:読谷村しまくとぅば単語帳

 

*²ヒージャー

山羊(ヤギ)

出典:読谷村しまくとぅば単語帳

 

*ブルーゾーン

健康で長寿な人々が数多く居住する地域の総称。

出典:ウィキペディア

 

*⁴シーミー

二十四節気のひとつ。清明〔せいめい〕。行事。清明祭。清明節に行うお墓参り。

出典:読谷村しまくとぅば


毎週火曜日18時から19時、

MRT presents OKINAWA FUTURE INNOVATION、次回もお楽しみに!

 


インタビュアー小川 智也について


MRT株式会社の代表取締役兼、現役医師。

国立病院機構大阪医療センター救命救急センターなどの経験を経て2011年にMRT入社。


MRTは医療人材プラットフォームを展開し、単発非常勤医師紹介では日本最大級のシェアを誇る。

国内初の遠隔診療(オンライン診療)サービスも開始。


MRTサイト:https://medrt.co.jp/


 
 
 

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