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OKINAWA
FUTURE
INNOVATION

「若者が創るソーシャルイノベーションのかたち」

  • harunakawakami
  • 7月22日
  • 読了時間: 5分

FMうるま「OKINAWA FUTURE INNOVATION」 2025年7月22日(火)の放送は「若者が創るソーシャルイノベーションのかたち」について、Global Shapers Community Okinawa Hub大城 誉広さんをお招きしてディスカッションしました。


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テーマ:大城さんご自身について

 

MC久高「大城さんの自己紹介をおねがいします!」

 

大城さん「Global Shapers Community(グローバル・シェイパーズ・コミュニティ)、少し長いので「GSC」と略しますが、GSC Okinawa Hubの大城 誉広と申します。周りからは「ターコー」と呼ばれています。海外の方にも「Tako」で通じるので。僕はうるま市で生まれ、今は『アゲシオジャパン』という旅行会社で働いています!」

 

MC久高「どういった旅行会社なんですか?」

 

大城さん「空手家専門の旅行会社です。沖縄は空手発祥の地で、世界には約1億人の空手人口がいると言われています。そのうち、毎年約1万人が聖地巡礼や、沖縄の師範から直接指導を受けるために来沖します。その中で道場の手配やツアーの手配を行っています。」

 

MC久高「すごい!じゃあ一気にゴッツイ方々が集まるってことだね。ターコーもずっと空手をしていたの?」

 

大城さん「いや僕はずっとサッカーをしていました(笑)。昔、一心流の道場に通っていたことはあります。先生が怖くてやめてしまったんですが(笑)。今は仕事のきっかけもあってまた空手を始めて、剛柔流を学んでいます。」

 

MC久高「ツアーに参加される海外の方々はどんな感じ?」

 

大城さん「がっしりした方が多いですね。皆さんとても礼儀正しく、沖縄の文化に深い敬意を払ってくれます。沖縄の師範方は高齢の方も多いですが、80歳とは思えない動きをされます。その姿を見て、海外の方々が「先生」と深く頭を下げる光景は、いつ見ても沖縄の先人たちの偉大さを感じています。」

 

MC久高「海外では、本来の型とは少し違う独自のスタイルが広まっているよね。そうした方々が本場の沖縄空手に触れた時、どんな反応をするの?」

 

大城さん「僕は何十年も空手をやっていたわけではないのでこんなことを言うのは恐縮なんですが、海外の空手家たちは筋力を使ったパワフルなスポーツ的な側面が強いですね。年齢を重ねて自分の筋肉が思い通りに動かなくなった時、『自分のやっていることは本当に正しいのだろうか』という疑問が生まれるようで、ルーツである沖縄を訪れる方が多いとよく聞きます。」

 

テーマ: GSCについて

 

MC久高「Global Shapers Community(グローバル・シェイパーズ・コミュニティ)、GSCはどんな団体?」

 

大城さん「GSCは、スイスのジュネーブに本部を置く世界経済フォーラム(ダボス会議の主催団体)によって設立された、30歳以下の若者によるコミュニティです。世界約500都市に拠点(Hub)があり、私たちはその沖縄 Hubとして活動しています。企業ではなく任意団体で、地域の社会課題をグローバルな視点も取り入れながら、若者が主体となって解決していくことを目指しています。日本でいうと8チームくらいあります。沖縄の特徴は、シーサーみたいな顔の人が多いですね(笑)」

 

MC久高「GSCに入ろうと思ったきっかけはなんですか?」

 

大城さん「現在約20名のメンバーがいて、その中には医師が4名いるほか、教育、観光、農業など、様々な業種の若者が集まっています。それぞれの専門的な視点が交わることで生まれるシナジーやコラボレーションが、非常に面白いと感じたからです。今年の7月からリーダーを務めさせていただいています!」

 

MC松野「課題について話し合って、実際に沖縄Hubの中でイベントをやったりするんですか?」

 

大城さん「そうですね。4名の医師を中心に医療のプロジェクトをやっています。昨年の8月くらいに県内の医師会に支援いただき、県内外からお医者さんを何名かお呼びしました。その中で僕らを中心に、医療業界以外の学生や名桜の看護学生を巻き込みながら、『沖縄の若者の早死にを防ぐにはどうしたらいいか』について議論できる場を作り、実際に政策提言まで落とし込むプロジェクトを行いました。」

 

テーマ:今後のGSCについて


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MC松野「今後GSCのリーダーとして、していきたいことはありますか?」

 

大城さん「現状GSCの認知度が足りていないと思っているので、まずはGSCの認知度を高めていきたいです!先日スイスでのリーダー会議に参加した際、アジア地域の存在感がまだ低いと感じました。沖縄の若者がグローバルな課題解決に貢献できることを示し、海外のHubとのネットワークを強化していきたいです。そしてどうにか沖縄を認知してもらえるように、地域、行政、企業の皆さんと気軽に話し合える場を作り、連携を深めていければと考えています!」

 

MC久高「心強い仲間を増やしたらいいね!色々な分野で活躍している人たちもGSCのような活動があるだと分かったらぜひ参加したいと思う人が多いはずだよ!メンバーに加わる条件とかあったりする?」

 

大城さん「条件は応募していただいて面接をするくらいです。ただ良くも悪くも任意団体なので、ここでしっかりと動いてくれる人と、仲間として動いていきたいなという思いがあります。」

 

MC久高「最後にラジオを聞いてくださっているリスナーさんに一言お願いします!」

 

大城さん「もし私たちの活動に興味を持っていただけたら、ぜひInstagramで『GSC沖縄』と検索してみてください。特に、うるま市で活動されている方で、私たちの活動にお力添えいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。そしてリスナーの皆さん、いつか一緒に飲みましょう!」


 

毎週火曜日18時から19時、

MRT presents OKINAWA FUTURE INNOVATION、次回もお楽しみに!

 



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インタビュアー小川 智也について


MRT株式会社の代表取締役兼、現役医師。

国立病院機構大阪医療センター救命救急センターなどの経験を経て2011年にMRT入社。


MRTは医療人材プラットフォームを展開し、単発非常勤医師紹介では日本最大級のシェアを誇る。

国内初の遠隔診療(オンライン診療)サービスも開始。


MRTサイト:https://medrt.co.jp/


 

 
 
 

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