世界から見た沖縄と世界のうちなーんちゅたち
- harunakawakami
- 4月8日
- 読了時間: 6分
FMうるま「OKINAWA FUTURE INNOVATION」2025年4月8日(火)の放送は「世界から見た沖縄と世界のうちなーんちゅたち」について、旅するうちなーんちゅ 島袋愛野さんをお招きしてディスカッションしました。

MC久高「本日は『世界から見た沖縄と世界のうちなーんちゅたち』について、2年ぶりに旅を終えて沖縄に帰ってきたばかりの、旅するうちなーんちゅ・島袋愛野さんにお話を伺います。愛野さん、よろしくお願いします。『先ほど』というのはどれくらい前なんですか?」
愛野さん「よろしくお願いします!今日の午後2時に那覇空港に着いて、3時に迎えに来てもらって、そのままこちらへ。本当に空港から直行です。今、手に持っているお水も中国から持ってきたものです(笑)」
テーマ:2年間の旅とうちなーんちゅとの出会い
MC久高「2年間でどこを回ったの?」
愛野さん「基本的に中南米に約1年ずつ滞在して、帰り道にヨーロッパと中国を少しずつつまんで帰ってきました。」
MC久高「色々聞きたいけど、この2年ちょっとで一番印象に残っている出来事は何ですか?」
愛野さん「ホームステイをさせてもらいながら旅をしていたので、やっぱり人との出会いが強く思い出に残っています。一番というと難しいですが…。例えば、ニカラグアで過ごしたことは印象に残っていますね。まだまだ発展途上国という感じで、ボロボロのバスの床は穴だらけだし、窓もドアも開けたまま走るような感じでした。でも、人々はすごく明るくて。それが一番印象に残っています!」
MC松野「その後、世界のうちなーんちゅに結構会ったんだよね?」
愛野さん「はい。南米に行ったら、各国にうちなーんちゅの方がたくさんいらっしゃいました。繋がりの繋がりで探してお話を聞きに行ったり、新年会にも参加させてもらいました。一世の方から三世、四世の方まで大勢集まって、皆さんで舞台の出し物をしていたり、食べ物もクーブイリチーとか、沖縄のもので。材料を集めるのも大変だろうなと思いましたが、皆さんの沖縄への熱い思いを感じました。その時、三線を弾きながら『てぃんさぐぬ花』を歌っていた子がいて、すごく感動したんです。移民として何十年、もしかしたら100年近く経っている人たちがいて、その中で沖縄への思いが受け継がれているのを感じて、ホームシックのような、胸が熱くなる気持ちになりました。」
MC久高「面白いのが、そういう場所のうちなーぐち(沖縄の言葉)って、昔のまま残っていることがあるんだよね。私のお母さんがスペイン語の通訳をしていた時、南米から帰ってきた方の言葉が、あまりにも完璧な昔のうちなーぐちで、今の沖縄の人には逆に通じなかったそうなの。」
愛野さん「すごい!日本語は話せないけれど、うちなーぐちは行った時のまま残っているんですね。」

テーマ:旅の苦労と、改めて感じた沖縄の良さ
MC久高「旅先で具合が悪くなったりとかってあった?」
愛野さん「下痢は通常運転で(笑)。高山病にはなりましたね。ボリビアで標高4000mくらいの場所に行った時になったのですが、薬を買いに行くのもしんどくて、2日間ぐらい耐えるしかありませんでした。」
MC久高「世界をあちこち見てきて、改めて見えた沖縄の良さってある?」
愛野さん「やはり、人の温かさと沖縄への愛が強いことですね。南米で会った移民一世の方から、昔大変だった時に『模合(もあい)』の力でお店を開くことができた、という話も聞きました。やっぱりそこには助け合いの『ゆいまーる』の心があるんだなと改めて感じました。」
MC久高「沖縄に帰ってきてみて何かやりたいことはある?」
愛野さん「まだちゃんと決まってはいないのですが、うちなーぐちを話せるようになりたいなと思っています。私は、昔の沖縄の風景とかを想像することや叔父叔母の話を聞いてどんな暮らしをしていて、どんな家に住んでいたのかなどの話を聞くことが好きです。発展途上国に旅で行った時も、『ああ、昔の沖縄ってこんな感じだったのかな』と想像していました。もっとおじおばと話をして、うちなーぐちも勉強しながら、昔の沖縄について色々聞きたいなと思っています。」
MC久高「うちなーぐちの起源があるからね!仕事でしていきたいことはある?」
愛野さん「福祉関係に就きたいなと考えています。おじおばのことが好きだから触れ合えるような福祉系に携わりたいなって思っています。」
MC久高「いいね!そういう思いでいてくれるのは、おじいちゃんおばあちゃんも嬉しいよね。」
テーマ:改めて感じる日本の良さと今後について
MC久高「ダンディも学生の頃、バックパッカーだったんですよね?」
インタビュアー小川「そうなんです。タイ、台湾、香港、ベトナム、イギリス、フランス、スペイン、トルコ、イスタンブール、エジプトなどを回りました。昔のエジプトは衛生状態があまり良くなくて、僕も何度もお腹を壊しました(笑)」
MC久高「ダンディは世界を回って、日本のこういうところが素敵だなって改めて気づいたところはありますか?」
インタビュアー小川「すごくシンプルに、『生きている』と感じられるところですね。日本に帰ってきた時、空を見れば星が見えるし、深呼吸すれば空気が美味しいし、水は透明だし、周りにあるもの全てが『なんでこんなに美しいんだろう』と感じました。」
MC久高「今まではあまりにも当たり前にそばにありすぎて気づかなかったものが、実はとてもスペシャルなことなんですよね。」
インタビュアー小川「ずっと日本にいて感じなかったのにも関わらず、世界に行って帰ってきてすごく感じれるようになったので、それは僕にとって大きな発見でした。」
MC久高「ダンディもバックパッカーで世界を回っていて、医療の道に進もうと思ったの?」
インタビュアー小川「本当にそうですね。僕が医療の道に進んだのも、バックパッカー時代にホームステイ先のお父さんがドクターだったことがきっかけです。外に出ていなかったら、今の道にはいなかったと思います。」
MC松野「MRTが海外でも事業を展開しているのは、その時の原体験があるからですか?」
インタビュアー小川「それもあります。日本では当たり前のように医療を受けられますが、世界に目を向けると、そうではない国がたくさんあります。僕たちにできることはないかと思い、今年からベトナムに支店を立ち上げ、海外展開を進めているところです。海外に日本の良い医療を届けること、そして日本に来られた海外の方に適切な医療を提供すること、両方を頑張っていきたいと思っています。」
MC久高「ダンディから愛野ちゃんにアドバイスがあればください!」
インタビュアー小川「ぜひ久しぶりの沖縄で、美味しい空気を吸って、美味しい料理を食べて、多くの人と触れ合って、ますます元気になってください!お話を聞いていて、周りの人を幸せにできる方だなと思いました。ぜひ周りにいる方も元気にできるような存在でいていただきたいなと思います!」
愛野さん「ありがとうございます!」
MC久高「それでは最後に、愛野さんから沖縄に帰ってきた今、これをやっていくという『宣言』お願いします!」
愛野さん「今日、メグと『三線の練習をしよう』という話をしました。だから、三線を練習して、うちなーの歌を弾き語りできるようになります!」
毎週火曜日18時から19時、
MRT presents OKINAWA FUTURE INNOVATION、次回もお楽しみに!

インタビュアー小川 智也について
MRT株式会社の代表取締役兼、現役医師。
国立病院機構大阪医療センター救命救急センターなどの経験を経て2011年にMRT入社。
MRTは医療人材プラットフォームを展開し、単発非常勤医師紹介では日本最大級のシェアを誇る。
国内初の遠隔診療(オンライン診療)サービスも開始。
MRTサイト:https://medrt.co.jp/



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